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脳ドック

脳ドック診断チャート、検査内容、目的などのご案内。

病院受付

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尿検査

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体重

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血圧

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血液検査

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CT-MRI

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心電図

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TCD

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総合診断

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当院では2時間程度でOK!

当院の脳ドックは、その日に撮影して特に問題がない場合は2時間程度で確認ができ、その後の処置が行えます。
全ての結果がわかるまでには2週間位で文章で提出いたします。時間のない現代人に適した脳ドックと考えられます。

又、重症の場合は関連医院(順天堂病院・防衛医大など)との連携によりスピーディな対応が可能です。 当院は最新の高度な医療機器を用いて早期発見し、予防的な治療を行っております。


あなたの脳は健康ですか?

症状がなくても脳腫瘍、脳梗塞や脳動脈瘤が見つかることがあります。 中高年をむかえ、自分では気づかないうちにじわじわと進行している脳の老化、脳の動脈硬化、これらの脳梗塞、脳や頸部の血管異常、慢性の脳器質病変など脳の病気への不安をもっておられませんか?
当院では磁気共鳴診断装置(MRI、MRA)を主体とした、最新の機器を用いて脳の健康チェックをしております。

働き盛り世代のストレスや過労死、年々進行する高齢化など、健康への感心は止まるところをしりません。健康チェックの手段として「人間ドック」は一般的ですが、身体の中でも最も繊細かつ重要な部分である「脳」のチェックとして「脳ドック」があるのをご存知でしょうか? “元気で長生き”は誰もの願いです。

健やかな脳と身体で幸せな熟年を迎えるためにも「脳ドック」をぜひご利用ください。 当院では検診される皆様のご要望に応じまして、従来の一般的な「人間ドック」に加えて「脳ドック」を併設し、全身の健康状態を評価する目的で充実させました。
若生脳神経外科では、予防から治療まで常に総合的な医療対応を実施していくとともに、サービス面の向上を目指した医療運営を行って参ります。


脳ドック受診チャート

脳ドック受診チャート

検査内容と組み合わせについて

ドック種別 検査項目 料金(税込)
脳ドック Aコース ・ 問診、血圧測定、身長、体重測定
・ MRI(磁気共鳴画像診断)
・ MRA(磁気共鳴血管撮影診断)
・ 総合判定
¥37,800
Bコース ・ Aコース+血液検査(総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロール)
・ 心電図 ・視力 ・眼底検査 
・ 総合判定
¥48,600
一般ドック ・ 身体計測、視力、視覚、聴力、眼底、心電図、肺機能、胸部X線撮影、胃部X線撮影、腹部CT検査
・ 血液学検査(赤血球、白血球、ヘモグロビン、ヘマトクリット、血小板数、白血球百分率)
・ 生化学検査(ZTT、GOT、GPT、ALP、r-GTP、LDH、TP 、A/G、TC、HDL-C、TG、B-LP、フルクトサミン、BUN、Cre、UA、Amy、GLu、HbA1c)
・ 血液学検査(CRP、RA、ASLO、W氏反応、HBs-Ag、HBs-Ab、HCV)
・ 血沈、血液型
・ 尿検査(糖、蛋白、潜血、ウロビリノーゲン)
・ 便中潜血反応
・腫瘍マーカー
(ペプシノーゲン・CEA・CA19-9・PSA《男性のみ》)
¥43,200
総合ドック  脳ドックAコース+一般ドック ¥81,000

※共通検査項目(簡易・一般・ものわすれ・スーパー・全ての方に行います。)初回アンケート・身体測定・体脂肪率・標準体重の算出・血圧測定・標準血液検査・頭部MRIおよびMRA

脳ドックを受ける目的

脳ドック」は、約20年前より我が国で開始されました。一般的な人間ドックは、いわゆる生活習慣病である高血圧・不整脈・心筋梗塞などの心臓疾患、糖尿病・通風・高コレステロール血症などの代謝疾患、または腎不全・肝不全、さらには我が国の死亡原因第一位になっている癌を発見し、完全治癒が可能な時期に治療を開始することだと考えています。
しかし、我が国の死因の第三位である脳の疾患に関しては、一般的な人間ドックでは詳しい検査は不可能でした。約20年前にMRIが開発され、その後、CTのらせん撮影法が導入されてからは、頭の中の血管を、針を刺したり薬を使うことなく、体に負担をかけずに検査することが可能になりました。この技術の導入により、脳の病気が発症前に発見できるようになり、全世界で唯一日本でだけ、脳ドックが行われるようになったのです。日本の高い経済力がこの制度を可能にしたといってもいいと思います。
最近では、多くの病院で脳ドックが行われるようになっていますが、その検査基準は国による規定もなく、各病院の判断に任されています。かなり簡素化された脳ドックもあります。脳ドックはどこまで検査したら良いのかという答えはありませんが、年齢や基礎疾患の有無、さらには家族歴(3世代以内のご家族が、くも膜下出血などの脳疾患にかかったことがあるか否か)の有無によって、受ける検査の質を変える必要があるのではないでしょうか。

「脳ドック」コース選択例

35歳男性、身長175cm、体重62kgと肥満もありません。高血圧・糖尿病などの基礎疾患もありません。但し、実母がクモ膜下出血になった家族歴をお持ちです。この方が、値段的に高いフルセットの脳ドックを受ける必要はないと考えます。しかし、脳動脈瘤には家族性があると言われていますので、脳動脈瘤チェックだけはしておいた方が良いと考えますので、簡易脳ドックをお勧めします。

55歳男性、身長163cm、体重82kgと肥満体形であり、高血圧があります。以前に会社の健康診断で、糖尿病に注意してくださいと言われたことがあります。この方の場合は、血液検査・心臓・頚動脈・脳動脈といった、質の高いフルセットの検査をお勧めします。

脳ドックで発見でき、予防できる病気を考えていきます。脳腫瘍・脳梗塞・脳動脈瘤・脳血管奇形などは、ほとんど見つけることは可能ですが、これらを見つけることは大きな意味を持たないのです。それはなぜでしょうか。
 高齢者の良性腫瘍は、手術の適応にならないこともあります。腫瘍を発見し、そのまま様子を見る(経過観察といいます)よりも、手術をする危険性のほうが大きい場合があるのです。80歳以上の方の髄膜腫(良性腫瘍の代表です)の場合、生命的な危険性がない場合は、そのまま経過観察することが多いのです。また、最近よく耳にする、かくれ脳梗塞といわれるものがあります。これは、会社が施行した従業員の脳ドックなどでたまたま見つかった、症状のない脳梗塞のことを言うようですが、このかくれ脳梗塞は、70歳代の方では約70%の方に認められます。顔のしわと同じような、加齢変化の一つと考えてもいいこともあります。このように治療の対象とならないケースもあるのです。

脳動脈瘤は破裂すると、クモ膜下出血になります。クモ膜下出血を発症すると3分の1の方は死に至る可能性があります。しかし脳ドックで見つかった脳動脈瘤を手術するケースは多くありません。その理由は、破裂する可能性が低い一方で手術をする危険性のほうが高いからです。80歳の方に脳動脈瘤が見つかった場合、この動脈瘤は20年以上前から頭の中にあった可能性があるのです。逆にいえば20年間、何も悪いことをしなかったのです。

今後10年以上、悪いことさえしなければ、あえて危険を冒して手術する必要はないのです。脳血管奇形も同様のことが言えます。奇形の場合は生まれたときから頭の中に存在していたので、あえて手術をする必要がありません。つまり、症状がない病気を見つけたときに、どう対処するかが重要なのです。

頭の中に見つけるもの

脳卒中という病気があります。脳卒中とは、クモ膜下出血・脳出血・脳梗塞の総称です。つまり、頭の中の血管が詰まったり破れたりする病気です。脳梗塞はさらに、脳血栓症と脳塞栓症に分かれます。各々の疾患は、似て非なるものです。これらが総称として脳卒中と呼ばれることにも問題があるのです。

これらの病気を判りやすくご説明いたします。
50年間使ったゴムホースを思い浮かべてください。当然、ホースは老朽化してきます。ホースの中には水垢がついて狭くなっている部分があります。ホースの外観は、ヒビが入っています。弾力性は失われて硬くなっています。この状態が動脈硬化です。ポンプの先に、このホースをつけて水撒きをしています。ポンプは心臓に相当します。ポンプが故障して、ゴミが混ざって流れていったとします。ゴミがホースに詰まった状態を脳塞栓症といいます。ホースの水垢がどんどん溜まって詰まってしまう状態を脳血栓症といいます。ホースに亀裂が入って、水が漏れた状態を脳出血といいます。ホースを購入した時点から、ホースに不具合があるものを奇形と考えます。

まずこの中で、脳梗塞に関して考えてみます。ポンプの異常をチェックするか、ホースの異常をチェックしておけば、詰まることは予防できます。つまり、詰まった所だけを検査しても予防できないのです。
人間の体でいうと、心臓→頚の血管→頭の血管という流れになりますので、この3ヶ所を検査する必要があります。さらにチューブの中を流れる水が汚いと、詰まりやすくなるでしょう。人間では、糖尿病や高コレステロール血症、脱水などがあれば血液はドロドロになりますので、血液検査が必要になります。

次に脳出血に関して考えてみます。脳出血は穿通枝といわれる非常に細い血管に、動脈硬化による微小な動脈の弱い部分が出来て、これが血圧に耐えられなくなり、破れて発症するものです。つまり、血管だけの検査ではなく、血圧・動脈硬化因子の検査が必須です。しかも可能であれば、24時間の血圧変化を把握する必要があります。

血管の目詰まり

次に、脳動脈瘤に関してです。年齢、脳動脈瘤の場所、大きさ、血圧、動脈硬化因子のチェックが必要です。その上で、治療方針の決定が必要です。脳動脈瘤の治療には、手術、脳血管内治療、血圧コントロールによる経過観察の3通りがあります。この治療方針をご自身、ご家族がしっかりとご理解された上で、決定する必要があります。ご希望があれば、他院へのセカンドオピニオンもお薦めいたします。

以上の危険因子を考えてみて組み合わせたものが、私ども若生脳神経外科の「脳ドック」カリキュラムです。但し、このドックを受けただけで脳卒中の予防が出来るわけではありません。検査結果を十分に検討した上で、専門医による治療計画を立て、患者様本人のご理解を得た上で治療を続けることで、発症をある程度おさえることが出来るのです。当院では、可能な限りの予防方法をご提案させていただきたいと考えています。
ご不明な点はどうぞ遠慮なくスタッフもしくは担当医師にお尋ね下さい。